【実験】撥水コーティング剤を薄めたら疎水、親水コーティング剤が完成するはず!

おもしろネタ

はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!

過去に『キラサクGP』を1回塗った面と5回塗り重ねた面では撥水の耐久性が変わるのか?という検証を行いました。

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結果は5回塗り重ねた面の方が撥水の耐久性が高かったのですが、その時にコーティング剤を薄めたら水弾きはどうなるのか?という疑問が浮かびました。

コーティング剤は撥水・疎水・親水で接触角が異なりますが、濃度を薄めることで接触角に変化が起きて撥水の物が疎水・親水の水弾きになるのではないのか…。
すごく気になりますよね!

ということで今回は『キラサクGP』を水で薄めたらどうなるのか検証していこうと思います!

『キラサクGP』を施工する

今回はこちらのボンネットに施工していきます。磨いたので現状水弾きは一切しておりません。

マスキングテープで3等分して右が通常の『キラサクGP』、真ん中が1.5倍希釈の『キラサクGP』、左に2倍希釈の『キラサクGP』を施工していきます。

まずは普通に『キラサクGP』を施工します。少なくなってきたからか最近出が悪いんだよな~。

キラサクGP』の使い方
カーシャンプーや水アカクリーナー等でヨゴレを落としてください。洗剤を水でよく洗い流してください。
水が残った状態でも構いません。やわらかく清潔な布に液を適量付け、塗り伸ばしてください。やわらかく清潔な布でツルツルになるまで拭き上げてください。優れた光沢と撥水性が得られます。

kirasaku公式https://shop-th-angel.com/

良い感じに施工できました。

続いて1.5倍に希釈したキラサクGPを施工します。

なんか薄い感じがする!

乾きも悪いし、水っぽさがあります。原液と全然違う。

続いて2倍に希釈した『キラサクGP』です。めちゃくちゃ量が増えました。

やはり薄いからなのかムラになる感じもなく、すぐに拭き上げることができます。これでちゃんと撥水するのかな?

施工直後、艶を確認

マスキングテープを剥がしました。ビデオカメラだとわかりにくかったのでiPhoneで撮影しています。

肉眼でも差はわかりづらいですが1番艶が濃く見えるのは原液の所かな~。グロスチェッカーが欲しいわ。

施工から3日後、撥水の確認

施工から3日が経過しました。マスキングしていた部分にすごく埃がのっています。
施工した所と全然違うじゃん!って思ったけどマスキングの粘着力が残っていたのかもしれない…。

水をかけます。

変わらない…?!どこもめちゃめちゃ撥水しています。

2倍希釈の所は親水みたいな水弾きになるかと思ったけど全然そんなことないじゃん!!1回洗ってみます。

どこもバチバチの撥水…。高圧洗浄機使います。

原液の方が早めに分裂して水滴になっている感じがあります。

よく見ると原液の撥水力の方が強いことがわかりますね。

こっち側の差はよくわからん!

ホースノズルを外して水をかけてみます。やはりこう見ると大差はない…。

希釈してもこれだけ撥水するとは驚きです。

施工から3日後、艶の確認

水をかけて乾いた状態で見てみたら艶に大きな違いが出ていました!

原液から順に艶が薄くなっています。ここで差が出ましたね。

まとめ

といった感じで以上になります。

今回は『キラサクGP』を水で薄めたらどうなるのかの検証ということで、原液と希釈した物で比較を行いました。

艶には大きな違いがありましたが、撥水力はほとんど変わらず、点数を付けるなら原液10点、1.5と2倍希釈は9点といった感じです。
本当にそれくらいの差でした。

正直な所コスパ的な意味で薄めるの結構アリなのでは?なんて思ってしまいましたが、そもそもコーティング剤は薄める物ではないのでオススメはできません

耐久性は追って見ていく予定なので気になる方はぜひご覧ください。

とりあえず面白い検証ができたので僕的には満足です。

そいじゃ、また!

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