はい！ こんにちは、しのピー（@shinopp_yu）です！
以前検証した魔法の撥水剤、カーメイトの『ゼロワイパー』を覚えていますか？
施工することでガラスに水滴が付かないどころかはじき返すという、素晴らしい性能を持ちながら耐久性がゼロで、ワイパーを使ったら取れてしまうというキワモノのフロントガラス用コーティング剤です。
実は今回、商品購入にあたって既に失敗をしてしまいました。
以前購入した際は3000～4000円で購入したのですが、今回あまり確認せずにAmazonで購入したところ9000円もしてしまいました。
後で確認してみたら、楽天では3000円で販売されていました。超ショック！箱もさりげなく簡易的なものに変わっていました。
今回は、この『ゼロワイパー』をボディに使ってみたいと思います。
あくまで実験です。皆さんは絶対にマネしないでください。
だってガラス用のコーティング剤ですから。もしかしたら使用したボディは、ひどいダメージを受けてしまうかもしれません。
今回はあくまで『実験』ですからね。実際にボディに使ってみてどんな効果が出るのか。ガラス同様に超撥水になるのかを検証してみたいと思います。
通信量に余裕がある方は動画をご覧ください。
実験用ボンネットに施工してみる
今回は実験的に17マジェのボンネットに施工してみます。
何度も言いますが、皆さんは絶対にマネしないように！
現状のボディは一切撥水しない親水状態です。このボディがどのように変化するのかを確認していきます。
状態の比較をしやすいように半分だけ施工していきます。
マスキングテープから左側部分、中央までの間の部分を施工していきます。
『ゼロワイパー』は付属のワイパー上のスポンジで施工するため、なるべく凹凸の少ない箇所を選びました。
まずはベースコートを施工していきます。
おそらく脱脂とコーティングを定着させる効果があるものだと思います。スプレーしてまんべんなく拭き上げていきます。すぐに乾いてしまうので素早く作業するように心がけました。
続いて付属のワイパー状の道具を使ってトップコートを塗っていきます。
1回分の目安を参考にしながら、ゆっくりと時間をかけてワイパーを引いていきます。
施工面にまんべんなく塗布できたら終了です。ボディは見事に虹色になってしまいました。見た目は最悪です。
『ゼロワイパー』の良いところは施工が簡単なのと即効性だと思います。
トップコートを塗り終えたら完成していますから。
効果を確認してみる
施工が終わったので早速水をかけてみました。するとボンネットにかかった水が、エアホッケーのように施工面の外に向かって移動していきます。凄すぎて笑える。こんなボディ見たことがありません。
ホースをボンネット上で寝かせた状態、超至近距離で水をかけてみるとこんな感じに。もう撥水とかいう次元ではない気がする。水が浮いたまま滑っていくような印象です。
楽しくなってきたので、画面奥からカメラに向けて水をかけてみました。
もちろんカメラにかからないように加減はしていますよ？
でも取れた映像を確認すると、真ん丸の水滴が跳ねながらカメラに向かってくる様子が映っていました。それもすごいスピード。
ちなみに縦にしたらどうなるのかも確認してみました。結果としては、水滴は乗ることもゆるされずにすべて落ちていきました。
ここまですごい効果を見せられると、デメリットである虹色もカッコよく見えてきます。焼き入れみたいだと思えば悪くない気がしてきました。
ちなみに、触った場所はどうなるのか確認してみたところ、やはりすぐにコーティングがはがれてしまいました。
虹色のコーティングが無くなってしまった場所は、水を弾く効果もまったく無くなってしまいました。ボディでも耐久性ゼロは同様でした。
ボディに影響はあったのか
『ゼロワイパー』のコーティングがボディにどんな影響を与えたのか、確認するために洗車を行い、コーティングを落としてみました。
洗ってみた印象としては、思っていたよりもベットリとコーティングが乗っていて、手で触るほど簡単に落ちないと感じました。
それでも普通に洗車を行えば虹色は無くなり、コーティングは消えました。
コーティングを落とし終えたボディは、元に親水状態に戻りました。
落とした直後の時点ではボディに目立った劣化なども見られません。非常に面白い物が見られたとは思いますが、皆さんはマネしないでくださいね！それにしても『ゼロワイパー』の撥水はすごかった！
まとめ
今回はカーメイトの『ゼロワイパー』をボディに施工してみたらどうなるのかという実験を行ってみました。あくまでもガラス用の商品です。皆さんはボディには絶対使わないでください。
検証は、本当に楽しめました。撥水力だけで言えば、『ゼロワイパー』は他に類を見ないほど強力だと思います。
しかし、耐久力が皆無であり、見た目も虹色になってしまうという痛すぎるデメリットも持ち合わせています。ガラスに施工した際も本当に感動しましたが、実用性としては難しい物があると思いました。
そんなお勧めできない商品でありながら、僕はぜひ一度使ってもらいたいと思っています。
理由は、感動・興奮を共有したいから。ずっと使うものでもないと思いますが、ぜひ一度実際に見てほしい。撥水好きならテンションアップ間違いなしです。
正直『ゼロワイパー』は伸びしろのある商品だと思っています。耐久性や色が改善されれば、本当にすごい商品になると思います。今回はただの実験でしたが、とにかくすごかった。
気になる方はぜひ一度ガラスで使用してみてください。まるで雨が降っていないかのような驚きの体験ができますよ？
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