【簡易コーティング剤】撥水と親水 (疎水) を混ぜたらどうなる?

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はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!

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今回は少し前に『ゼロウォーター』『ゼロドロップ』『ゼロプレミアム』の撥水性能をお見せしたと思うんだけど、その時に『ゼロウォーター』は “親水” 、『ゼロドロップ』は “撥水”、『ゼロプレミアム』は “疎水” の動きもするけど雨みたいな小粒の水“撥水”よりの動きでした。

で、その時の動画のコメント欄に「『ゼロウォーター』と『ゼロドロップ』を混ぜたらどうなりますか?」というコメントが入っていて、僕自身「なになに? 混ぜる? 面白いことを言いますな!」と思いました。

これからやることはメーカー推奨じゃないの真似してもらいたくはないんだけど、『ゼロウォーター』と『ゼロドロップ』を混ぜたらどうなるのか実験してみたいと思います。

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通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください。

ゼロウォーターとゼロドロップを混ぜてみる

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そうしたら違う容器に『ゼロウォーター』と『ゼロドロップ』を半分ずつ入れて混ぜてみます。液剤の色でいうと『ゼロドロップ』が白い液体で、『ゼロウォーター』が少し白く濁った液体です。本当に真似はしないでください。

※番外編
以前施工してあったコーティング剤の確認

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今回は、こちらの車に施工していきます。この車のボンネットには『ナノピカピカレイン (左側) 』と『キラサクEX (右側) 』が施工してあるので、現状の撥水性能を確認しておきます。

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どうですか? 施工後1か月と10日です。

撥水力でいうと『キラサクEX』の方が撥水しています。けど、これは元々『キラサクEX』の方が撥水力が強いコーティング剤なので、パッと見は平等に撥水力が低下したような感じです。

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『ナノピカピカレイン』と『キラサクEX』の耐久試験は終わりにして、一旦コーティング剤を落としていきます。

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『キラサクEX』は『水アカスポットクリーナー』で簡単に落ちましたが、『ナノピカピカレイン』が完全に落ちなかったので、軽く磨いて全て落としました。

現状は親水状態で下地処理完了。ここに3種類のコーティング剤を施工していきます。

ボンネットに3種類のコーティング剤を施工してみる

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施工方法は特に変えずにいきますが、湿式 (ボディが濡れた状態での施工)より、乾式 (ボディが乾いた状態での施工) の方が撥水効果が分かりやすいので、乾式で施工していきます。

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左側に『ゼロウォーター』、真ん中に混ぜた物、右側に『ゼロドロップ』を施工してみました。
施工した感じは、全てツルツルになり艶も出ている感じがします。混ぜた物も何か違いがあるかと言われたら、正直分かりません。

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未施工箇所との比較をしたかったのでマスキングテープを剥がしてみました。

「・・・」

施工している時は、艶が出ていると思ったんですが、剥がしてみると未施工箇所との違いが分かりません。

「なんでだろう・・・」

側面 (ドアパネル) にも施工してみた

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側面にも施工してみます。

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左上はドアノブがあるので未施工にして、右上に『ゼロウォーター』、右下に『ゼロドロップ』、左下に混ぜた物 (ゼロッター) を施工していきます。
※ゼロッターは勝手に名付けました。

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施工完了したので、早速マスキングテープを剥がして艶をみていきます。

「混ぜた物 (ゼロッター) のところ艶すごくない?」

手のある場所が、ちょうど十字の境目です。左下だけやけに艶が出ています。
けど、この状態だと施工直後で判断が難しいので24時間寝かせてから撥水と艶を見てみます。

24時間経過後の艶と撥水 (ボンネット) 

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施工後24時間経過したので艶と撥水を見ていきます。

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こちらが『ゼロウォーター』です。

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『ゼロドロップ』。比べると違いますね。けど、少し撥水力が弱い気がする。

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真ん中が混ぜた物です。撥水性能は『ゼロウォーター』と『ゼロドロップ』の間ぐらいかな。

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そんなに汚れていなかったけど、一度カーシャンプーで洗ってからもう一度撥水性能を見てみます。

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洗った後に水をかけてみました。なんか『ゼロドロップ』が本来の力を発揮していないような気がします。
混ぜた物に関しては、滑水 (かっすい) のような水の動きをしています。『ゼロプレミアム』に近い感じです。

艶に関しては、ボンネットだと判断できませんでした。 ※水の動きが気になる方は動画をご覧ください。

24時間経過後の艶と撥水 (ドアパネル)

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洗車後に水をかけてみました。これはいい感じに違いが出ています。

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まず、左上の未施工箇所です。浸水状態で全く水が引いていきません。

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続いて、右上の『ゼロウォーター』です。
静止画だから分りづらいですが、親水状態になってから水が引いていきます。

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続いて、右下の『ゼロドロップ』です。これはバチバチ水が弾いています。

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最後に左下の混ぜた物 (ゼロッター) です。
撥水よりの動きをしていますが、『ゼロドロップ』(撥水)とは少し水の動きが違います。

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分りづらいと思ったので、『ゼロドロップ』と混ぜた物を比較してみます。
右側が『ゼロドロップ』、左側が混ぜた物です。両方とも弾いているのですが、水の流れる線の長さが違います。

『ゼロドロップ』の方が撥水力が強いので線が短いのですが、混ぜた物は糸を引くような水の流れ方をします。

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少し分りづらいのですが、未施工箇所と施工した3箇所では艶の感じが違います。
施工直後は混ぜた物だけ凄い艶が出ていたのですが、24時間経過後+洗車後では未施工箇所だけ艶がなく、他の3箇所は同じぐらい艶が出ています。

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ライトを当ててみたら全然違いました。こちらが未施工箇所です。

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これがコーティング剤を施工したところです。洗車傷が軽減されています。これは『ゼロウォーター』、『ゼロドロップ』、『混ぜた物』、全て同じような結果でした。

まとめ

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といった感じで以上になります。
今回は『ゼロウォーター』と『ゼロドロップ』を混ぜた物をを車に施工してみました。
これは実験的にやってみたことなので真似はしないでください。真似をしても自己責任でお願いします。

実験した結果は、ボンネットが分かりづらかったんだけど側面で見た時に撥水性能は『ゼロウォーター』と『ゼロドロップ』の間、撥水よりに見えたんだけど水が流れ落ちるニョロニョロの線が『ゼロドロップ』に比べると長いなと思いました。以前に施工した『ゼロドロップ』に近い感じがしました。

艶に関しては分かりづらかったんだけど、施工直後は混ぜた物が1番艶が出ているような感じがしたんだけど、洗ってみると3種類とも同じぐらいの艶が出ていました。
未施工箇所と比べると簡易コーティング剤を施工した3箇所だけが洗車傷を軽減していました。

結論を言うと、混ぜる必要はないかな。
実験結果としては水の動きが変わることが分かったので、とても面白い実験でした。今後もこのような実験を続けていこうと思うので、何か気になるものがあれば、動画のコメント欄に入れておいてくれた幸いです。

そいじゃ、また!

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