【素人体験談】ポリッシャー (磨き) で過去にこういう失敗しました!

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はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!

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以前、イオンコートの検証を行った際に車を洗車機に20回連続で通しました。
その際にボンネットに洗車傷のような跡(後遺症?)が残ってしまったので、今回はそれをポリッシャーを使って磨いていこうと思います。

僕自身、ポリッシャーを使い慣れていないというか、正直ド素人です。
磨き屋さんとして働いた経験もないので、自分で機材を購入し、調べながら見よう見まねで使ってきました。
そのため、正しい使い方ではないかもしれないし、参考にならないかもしれませんが、我流とはいえ結構な回数磨いてきたと思います。

そこで、今回は実際にボディを磨きながら素人だからこそ感じてきたと思う注意点やポイント、失敗談などをご紹介したいと思います。

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通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください。

 今回使う機材について

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こちらがポリッシャーと呼ばれる機材になります。
左が『シングルアクションポリッシャー』、右が『ダブルアクションポリッシャー』です。これ以外にもギアアクションという動きをするものがあります。

基本的に僕はダブルアクションしか使用しません。普段から使用しているこの『ダブルアクションポリッシャー』も、リョービのRSE-1250という1万円程度で購入できるエントリーモデル。安い物しか使っていません。

なぜ僕がダブルアクションしか使用していないのかというと、理由は「ダブルアクションの方が扱いやすいから」。

シングルアクションのポリッシャーは一方向に回転するのみ。自分の手を動かさない限り1か所を集中して研磨してしまうため、研磨力が強いと言われており、素人には敷居の高いポリッシャーです。
正直、研磨面の傷が深い場合などはシングルアクションを使いたくなる時もあるのですが、そこでバフ目(磨き跡)を付けてしまった場合にリカバリーをする自信がないためほぼ使用していません。

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対してダブルアクションはただ回転するだけではなく、上下左右に研磨面を移動させてくれます。
手を動かさなくても一か所を磨き続けてしまう心配がないため、研磨力は落ちますが失敗する可能性を減らすことができます。レッドブル企画の際にスタイロフォームで車の型を作ったときにも思ったのですが、シングルでは思った以上に削ってしまう事があり慎重に扱う必要がある。
一転ダブルアクションの方が安定して作業できる印象がありました。

これらポリッシャーは、スポンジやウールでできたバフを装着して使用します。また研磨の際にはコンパウンドも使用します。
それでは超ド素人、僕の磨き方をご紹介します。

 磨く準備

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今回はこちらのボンネットを研磨していきます。以前にも確認しましたが、洗車機に連続20回投入したことによって洗車傷が付いてしまっています。
今回はこちらの傷がどこまで軽減されるかを見るのではなく、ポリッシャーを使用する際の注意点などを中心にお話ししようと思います。

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ポリッシャーで研磨をする際には、このような作業台があると便利だと思います。

理由としては、地面に近い場所に置くと砂が付いてしまう可能性が高くなります。バフに砂が付着した状態でボディにポリッシャーを当ててしまえば、施工面を傷だらけにしてしまいます。
面倒に感じるかもしれませんが、そういった細かいところに気を付けないとポリッシャーは使えません。

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もう一点、重要なのがボディです。
ポリッシャーに砂ホコリが付いていなくても、ボディに異物が付いていれば意味がありません。そのためボディを磨くならば、先にしっかりとボディを洗い流したうえで鉄粉などをしっかりと除去しておきましょう。

洗車を行う際のポイントとしては、ボディに水滴を残さないこと。
これは非常に重要なポイントです。後ほど紹介しようと思いますが、水滴が残っていた場合大変なことになるので、グリルやボンネットの隙間などまでしっかりと水分を取り除きましょう。

全体的に面倒くさい…それが磨きというものです。

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今回使うリョービのポリッシャー、RSE-1250ですが、配線の長さが2m弱と結構短いです。そのため、使用する際には延長コードが必要になってきます。

ポリッシャーを使う上で覚えておきたい点としては、この配線の取り回しです。配線を垂らした状態で作業をすると、ボディに配線が当たって傷をつけてしまうかもしれません。そのため配線は自分の型に乗せて体の後ろを通し、ボディから離して運用します。

せっかく磨いた面に新しく傷を作ってしまっては意味が無いので、しっかりと覚えておきましょう。

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今回のボンネットの傷はそんなに深くないため、スポンジバフを使用して磨きます。
一般的にはウールの方が研磨力が高いと言われています。僕は素人なので、時間がかかってしまうとしてもなるべく研磨力の少ない物を選んで、失敗しないように心掛けています。
研磨はボディを削る作業です。削ったものは後から戻すことができません。だから慎重になる。失敗は怖いですから…

もう一つ、研磨前に覚えておきたいこととしては、マスキング。
未塗装樹脂やパーツの隙間にコンパウンドが詰まってしまうと面倒なので、施工面以外の場所はマスキングテープで養生しておくことをお勧めします。

 ボンネットを磨いてみる

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コンパウンドの使い方に関しては、大体パッケージの裏面で確認できます。
どれくらいの量が必要なのかをしっかり確認しましょう。このコンパウンドの場合は60㎠に小さじ1杯~2杯程度が目安です。

コンパウンドは容器の中で分離していることもあるので、使う前にはよく振って使いましょう

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コンパウンドはスポンジ出します。この際に注意したいのが、コンパウンドをスポンジに付けたばかりの状態でポリッシャーを作動させないこと。
この状態でいきなりポリッシャーを回すと、コンパウンドが飛び散って大変です。

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スポンジにコンパウンドを出したら、ボディにポンポンとスポンジを押し当て、ボディにコンパウンドを付けるのと同時にスポンジになじませましょう。
一回に磨く範囲が分かるように、コンパウンドを付けた範囲を目印にするといいでしょう。

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ここでやっとポリッシャーを起動し、磨いていきます。
そんなに圧力はかけません。真っすぐにポリッシャーを動かすことを意識しながら研磨していきます。これがなかなか難しい作業です。

片手で作業をする方もいますが、機材によって重心が違ったりするので僕は両手で作業します。一点に圧が集中してしまってもよくないのでスポンジ全体に均等に力が加わるように意識しましょう。
この時、ポリッシャーを動かす速度が分からない方が多いと思います。僕も正解はわかりません。ただ僕の場合は研磨力の弱いポリッシャーを使っているので、若干ゆっくりめ、しっかりと研磨することを意識しています。

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とりあえず半分ほど磨いてみました。磨く際に気を付けたいポイントとしてはどこまで磨くのかというところ。
僕も最初のうちはそれが分からずにたくさん失敗しました。

研磨をやめるタイミングとしては、コンパウンドが無くなる段階が目安。粉・液が無くなるまで使い切るのが重要です。

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コンパウンドを使い切らずに途中でやめてしまうと、ボディにコンパウンドが残って取れなくなってしまいます
後からコンパウンドを取り除くためにクロスなどを使えば、拭き取った跡がそのまま傷になってしまいます。
そういった失敗をしないためにも、コンパウンドの量と施工範囲をしっかりと確認し、コンパウンドを“使い切る”まで研磨する

これを意識して作業しましょう。

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ここまで使用してきたコンパウンドは、3Mのスパコン4-L 極細目のコンパウンドです。
より施工面を綺麗にしていくのであれば、この後に超微粒子のコンパウンドを使うなど、コンパウンドの番手を上げてより細かいもので仕上げを行っていくといいでしょう。

 よくある失敗や注意点について

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また前途のように水が残った状態で作業してしまったり、乾ききっていないバフで作業をしてしまったりすると、このような状態になってしまいます。

コンパウンド内の水分が無くならず、いつまでもコンパウンドを塗り広げてしまう状態です。いつまで研磨しても終わりが来ません
こうなってしまうと、タオルで拭いても傷が付いてしまいますし、水で流そうにも大量のコンパウンドを施工面以外にまでばらまくことになります。
本当に最悪の状態です。

もしこうなってしまったら、脱脂剤のようなもので隅々まで洗い流し、完全に乾かしてから再度作業しましょう

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また、ダブルアクションを使用する際に注意したいポイントとして、たたき傷が入る場合があります。
小さい円を描いたような傷、これはダブルアクション特有のバフ目(磨き跡)です。

ここからは感覚の話になりますが、力を入れすぎても弱すぎても、速度が速すぎても遅すぎてもだめです。後は数をこなして体で覚えましょう。

 まとめ

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っといった感じで、今回はポリッシャーを使ってボディ面を磨いてみました。

磨いてみたというよりも、僕が経験してきた失敗談やコツを紹介させてもらったのですが、今回の内容で僕がド素人だということがハッキリわかったと思います。
磨きに関しては誰かに教わったこともなく、ずっと自己流でやってきたので失敗もたくさんしてきました。
当たり前だと思う人も沢山いると思いますし、プロから見たら「もう何やってんのこいつ」「もう素人だわ」と思える部分がたくさんあったと思います。

でも、今回紹介した失敗談は、実際に僕が経験したことです。だから「これから磨いてみたい」という方、何もわからない人の役に立つこともあるのではないかと思って紹介させていただきました。

磨きの作業は、ボディを綺麗にするには効果の大きい物だと思いますが、塗装面は減っていく一方で増えることはありません。
効果とリスクをしっかりと把握して、準備を整えた上でチャレンジしてみてください。

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