バリアスコート新旧とバリアスコートリキッドを比較してみた!

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はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!

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今回は “WAKO’S (ワコーズ)” の 『バリアスコート (旧型)』と『バリアスコート (新型)』と『バリアスコートリキッド (業務用)』を比較していこうと思います。旧タイプは過去に1回だけ使ったことがあるので何となく覚えています。
石油系の臭いで艶が出て撥水に近いんだけど疎水よりの撥水みたいな感じだったと思います。

それが新しくなったということで比較していきます。
金額は旧型が4,500円、新型が3,400円。※アマゾン調べ

見極め方は、パッケージに車の絵が描いてあるのが旧型。描かれていないのが新型になります。それと新型と旧型を比較するだけじゃ面白くないと思い、バリアスコートリキッド (業務用ハードコーティング剤) も用意しました。こちらも同時に比較していきます。

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新型と旧型では成分が違うみたいです。

【旧型バリアスコート】
石油系溶剤、ポリマーレジン、シリコン化合物、界面活性剤

【新型バリアスコート】
炭化水素系溶剤、ケイ素化合、洗浄剤、添加剤

成分は大きく変わっています。石油系溶剤じゃなく炭化水素系溶剤になっているので、あのガソリンみたいな臭いはなくなっているかもしれません。

【バリアスコートリキッド】
シラン化合物、炭化水素溶剤、触媒

とりあえず成分も値段も違うので、実際に施工して撥水だったり艶だったりを見ていこうと思います。

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通信料に余裕がある方は動画をご覧ください。

ボンネットを三等分して比較していく

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いつも通りボンネットにマスキングテープを貼って比較していきます。

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ちなみに左側が『旧型バリアスコート』で、右側が『新型バリアスコート』です。
箱は車が描かれている描かれていないで判断することができたのですが、缶は少し難易度が上がります。「バリアスコート」の下に格子模様がある方が新型バリアスコートになります。
旧型を持っていて新型を買った人は見分け方が付かなるので注意してください。

ボンネット左側 (運転席側) に旧バリアスコートを施工

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まずは旧型を施工していきます。使い方は旧型も新型も一緒でした。
水洗いをして汚れやホコリを落としてからスプレーをよく振ってボディに薄く均一にスプレーします。

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少量クロスにスプレーしてから薄く塗り伸ばすとムラになりにくくなります。
付属のクロスが2枚あるので入れ替えながら面を替えながら拭き上げていきます。
旧型はクロスが見当たらなかったのでコストコのマイクロファイバークロスを使いました。塗った感じはヌルッと系です。

あと臭いが気になりますね。ガソリン系の臭いがします。

ボンネット真ん中に新バリアスコートを施工

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続いて真ん中に『新型バリアスコート』を施工していきます。スプレーを吹いた感じが少し違います。

あれ、臭いがしない?

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全く臭いがしないわけではないのですが、かなり薄まっています。
『新型バリアスコート』もクロスが2枚入っているので入れ替えながら拭き上げていきます。スプレーをして拭き上げるだけなので施工は簡単です。

ボンネット右側 (助手席側) にバリアスコートリキッドを施工

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続いて『バリアスコートリキッド』です。使用方法を確認します。

【作業手順】
①施工面を洗剤等を用いて十分に洗浄し、埃や砂、汚れを除去してください。
②傷や鉄粉、シミ、汚れ、荒れなどがある場合、専用洗剤やコンパウンドなどを用いて除去・処理をしてください。
③水分を十分に拭きとってください。
④脱脂剤を用いて、十分に脱脂してください。
⑤施工前に必ず次の確認をしてください。
※直射日光や熱源を避けた環境であること。
※水分が残っていないこと。
※施工面に手で触れて厚くないこと。
※施工面に異常がないこと。
⑥使用直前に本液をよく振ってください。
⑦専用スポンジに本液を適量染みこませてください。
⑧施工面に馴染ませるように軽く押し付けながら均一に伸ばしてください。
※目安:夏場5~15分/冬場10~30分
⑨専用クロスにて軽く余剰分を馴らすように拭き上げてください。
⑩施工後は必ず施工箇所全て塗り残しやムラがないことを確認してください。
⑪施工後は12時間程度雨や水に当たらないようにして乾燥させてください。

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まず、シリコンオフで脱脂します。少し金額も高くて脱脂もして面倒なんですが、脱脂は他のコーティング剤でやった方がいいです。油分でコーティング剤を弾いて上手く乗らないこともあるので脱脂は面倒だけどやっておきます。

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付属のスポンジにコーティング剤を染み込ませます。薬品のような臭いがします。

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全体に均一に塗っていきます。滑りもよくて塗りやすいです。

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夏場は5~15分、冬場は10~30分置いてから拭き上げます。定着時間が短いと拭き上げる時にコーティング剤を引きずったり、十分な膜厚を得られないことがあるので5分以上は待ちます。
塗った直後はムラっぽくなるのですが、拭き上げずに5分ぐらい待ちます。

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5分経過したので付属のクロスを使って拭き上げていきます。若干重たいです。
クロスの面を替えながらムラにならないよう全体を拭き上げます。

マスキングテープを剥がして艶を確認

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施工が終わったのでマスキングテープを剥がして艶を見てみます。

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左が『旧型バリアスコート』、右が『新型バリアスコート』です。

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『バリアスコートリキッド』の方も剥がしていきます。

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すべて艶は出ています。けど、どれが1番か問われても分からないレベルです。

翌日、艶を再確認

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1日経過しました。少し写りが悪いんだけど、帰ってから動画を見直したら真ん中の新型バリアスコートが1番艶が出ていました。
近くから見すぎていたせいなのか、施工直後は大きな差がないと思ったのですが、1日経過して遠目で見ると明らかに真ん中だけ艶が濃いです。

そうしたら、洗ってから撥水の方を見ていこうと思います。

翌日、撥水を確認

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※旧型バリアスコート

『旧型バリアスコート』は疎水のような水の動きでした。1つの塊になって水が引いていきます。

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※新型バリアスコート

それに対して『新型バリアスコート』は水がまとまらずに分裂します。

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※バリアスコートリキッド

『バリアスコートリキッド』は更に強力でバチバチに撥水していました。

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左:旧バリアスコート、中:新バリアスコート、右:バリアスコートリキッド

ホースノズルを使わずに水をかけてみたら分かりやすかったのです。水の引いていく速度が3面とも違います。手前の『バリアスコートリキッド』から段々遅くなっていきます。

艶が・・・!?

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最後に気が付いたのですが、ボンネットを洗ったら艶感が少し失われました。
未施工箇所より艶は出ているのですが、施工直後より艶が軽減していました。洗ったことによって少し艶も落ち着くみたいです。

まとめ

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といった感じで以上になります。
今回は “WAKO’S (ワコーズ)” の 『バリアスコート (旧型)』と『バリアスコート (新型)』と『バリアスコートリキッド (業務用)』を使い比べてみました。

金額はスプレータイプが約3,000円、業務用は約10,000円、業務用の方が3倍ぐらい高いです。
施工した感じでいうと、まず臭いですね。
旧型には石油系溶剤が入っているのでガソリンみたいな臭いがします。新型になってその臭いが落ち着きました。といっても臭いゼロではないです。軽減されています。
スプレーはササッと拭くだけなので簡単です。業務用はスプレーより拭きあげが少し重いです。けど、そこまで難しくはないです。脱脂が必要なぐらいでムラにもならず思っていたより簡単でした。

撥水に関しては、3種類とも水の動きが異なりました。『旧型バリアコート』は疎水系、『新型バリアスコート』は撥水系、『バリアスコートリキッド』は超撥水系。実際に接触角を測ったわけではないので気になる方は動画をご覧ください。

艶は、洗う前は明らかに『新型バリアスコート』が1番艶がありました。施工してすぐは気が付かなかったけど、少し経って遠目から見たときに「あ、『新型バリアスコート』艶出てるな!」と気が付きました。
けど、洗ってみたら艶は落ち着いてしまいました。もちろん未施工箇所よりかはどれも艶は出ているんだけど、「どれが1番!?」と聞かれたら、機械で判断しないと分からないぐらいの差でした。

とりあえず、耐久性も見てみないとなんとも言えないので、このまま1~2週間程度放置して再撮影してみようと思います。

そいじゃ、また!

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