ローラーとハケで車を全塗装!これは簡単じゃねえ~ ※塗り方は真似しないで!笑

商品情報

はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!

しのピー:あれ?岩ちゃん?

岩ちゃん:ちょっと見てよこれ、飛び石が当たって高圧洗浄機で集中攻撃したら全部剥けた!

しのピー:それで全部剥がれちゃったんですか?

岩ちゃん:そうなんだよね、でも元々全塗装車だから塗装も限界がきていたんですよ。なので、車の大辞典cacacaのしのピーに手伝ってほしくて来ました!

しのピー:…ということなので、今回は岩佐選手の車の塗装のお手伝いをしていきたいと思います。

塗装するパーツを外す

今回はリアバンパーとボディ全体に塗っていきたいので、外せるパーツは塗装する前に外しておきます。

塗装前に補修!パテ作りと使い方

塗装前に、補修箇所を見つけたのでパテを作っていきます。

作り方や使い方は…

  1. ボデーパテを開けたら付属のスプーンで全体が混ざるようにかき混ぜます
  2. 使う量を決めたらパテと硬化剤を混ぜます(※量の比率に関しては、パテ100に対して硬化剤は2~4%程度が理想的です)
  3. パテ(硬化剤入り)を十分に混ぜたら補修をする部分に押さえつけるようにパテを盛っていきます(※5~15分程度で硬度が増してくるので素早く作業をしてください)
  4. パテが完全に硬化したら紙やすりなどで研磨していきます

パテが完成したので補修したい場所に盛っていきます。ちなみに、岩ちゃんは初パテみたいでしたが上手に盛れていたと思います。

これはパテを盛っている時におふざけで盛りすぎているので絶対に真似をしないようにしておきましょう。悪い例ですね。笑

足付け

パテを盛った場所も含めて下地処理としてプラサフをしておきました。
次に、塗装する場所には全体的に削ると塗料が残りやすいみたいなので削っていきます。削る方法としては、比較的に平らな場所にはダブルアクションで削っていき、溝になっていたり細かい部分に関しては3Mの『スコッチ・ブライト 不織布研磨材 7447 DIY』で削っていきます。

それで、今回はローラーで塗る場所とチッピング塗装をするところがあるのでその選別をしていた時に発見したのですが…

リアハッチにサーフというエンブレムが付いていた部分に穴が空いていたのです。それからは、この穴は埋めることになったのですが僕にはあんまり良いアイデアが浮かばなくて悩んでいました。

それで、知り合いの板金屋さんに相談したところ…アロンアルファ(ゼリー状)が良いという助言をしてくれたのです。

使い方としては、穴にアロンアルファ(ゼリー状)を付けたらその上からパテを盛って研げば良いだけみたいです。

それで、穴を埋めるにあたってしちゃいけないのが、そのままパテを穴に入れることです。
これがなぜダメなのかというと、パテが乾いた時に痩せこけてしまって上手く穴を塞ぐことができないことがあるらしいです。

それで、始めに岩ちゃんが「フロントバンパーは高圧洗浄機で剥がれちゃった」っていう話をしていたんですが、今見てみると全部綺麗に剥がれていなかったので段差ができている箇所がいくつかありました。
そういった箇所に関しては、パテを盛って乾いたらダブルアクションで研いでの繰り返しで補修をしていきました。満足のいく形になったら再びサフを入れて塗装前の準備完了です。

溶接

フロントバンパーなど、今の自分の車によっては使わない予定の不必要な穴が空いていることもあります。
そういった場所を見つけたので、岩ちゃんに了解を得てこれから溶接をしていきます。(※溶接について詳しい方に指導していただきながら溶接を行いました)

上手に穴を塞ぐことができました。

塗料の準備をして塗る

今回は、岩ちゃんが事前に用意してくれていた、タカラ塗料の『タカラ塗料オリジナル 水性オリーブドラブ(4kg)』を使って塗装していきます。
この塗料は水性塗料で、塗料に対して水道水を5~15%入れて全体的にかき混ぜて使います。

塗料と水が入った物も全体が混ざるようにかき混ぜたら、大きめのバケツに塗料を移します。

塗料の準備ができたので岩ちゃんからハケで塗っていきます。ちなみに、今回使っているバケツ・ハケ・ローラーは株式会社エスケーアイという住宅塗装を主にしている外壁塗装業者さんにいただきました。本当にありがとうございました。

岩ちゃん:ここから薄めていけば良いんだよね?

しのピー:うん、そうだよ

岩ちゃん:あぁ~…これはだいぶ難いかも!

次は、ローラーで塗っていきます。

しのピー:あぁ~ローラーでもちょっと濃いんだね。でも、これは俺が悪い気がする。

しのピー:なんかハケでもローラーでも簡単に塗っているように見えていたけど難しいんだね。

岩ちゃん:本当に塗るのって難しいね…。

しのピー:なんとなく、この部分だけはハケよりもローラーの方が良いって感じだったんだけど、どっちで塗っても簡単には塗れなさそうだなぁ~

ハケで塗った場所が少し乾いてきたのでよく見てみると、結構しっかりとハケの線が見えていました。でも、もうちょっと時間を置いて更に経過を見たいのでとりあえず放置をすることにしました。

乾かしている間に、他のパーツも塗っていきます。こちらもさっきと同じくハケとローラーで重ねるようにどんどん塗料を塗り込んでいきました。

しのピー:ちなみに今回いただいたローラーは2種類あるんだけどそれぞれで毛の長さが違うらしいよ!

岩ちゃん:あっ、そうなの?

しのピー:そう!だから毛の長さによっては肌感が変わるみたいだから、どうのこうのって言っていた!

岩ちゃん:そのどうのこうのが1番大事なとこじゃないの?笑

しのピー:毛が長い方がゆず肌になりやすくて、短い方がゆず肌が小さくなりやすいんだって。そこまで言わなくてもなんとなくわかるでしょ!(半ギレ)

岩ちゃん:言わなくてもわかるんだわ!(謎ギレ)

しのピー:じゃあ言わせんなよ。笑

岩ちゃん:ってか、この色は渋くない?

しのピー:渋いね。

岩ちゃん:カッコ良いよね! これは流行っちゃうなぁ~…。

しのピー:いや、もう流行っているんだって。笑

岩ちゃん:違う違う、これはセンス!センスだから。笑

岩ちゃん:前から後ろまで一気に全部塗る!!

しのピー:塗り方がアホだ。笑

岩ちゃん:すごいよこの塗り方!今の見た見た?

しのピー:いや、確かにすごい塗り方していたけど…この辺に塗れていない部分あるからね?笑

しのピー:こんな調子で終わるんかいな!

岩ちゃん:本当だよ、終わるのか?バカ野郎

しのピー:いやいや、こっちが聞いているんだよ。笑
今は大体塗れたからもう良いんじゃないかな的な気持ちになってきてるよ。笑

岩ちゃん:多分、俺もそうなってくるんだろうね。笑

しのピー:え?ここの塗り方なに?!

岩ちゃん:ちょっとミスしたというか…試し塗りみたいな。笑

しのピー:試し塗りをボディでするな。笑

岩ちゃん:今はまだ下塗り状態だから修復もできるからね。

次の日

次の日、最初に外したパーツも塗った場所も含めて車に取り付けてみました。

岩ちゃん:すごくカッコ良くない?!

しのピー:確かにカッコ良くなったけど、下に何付けるかで結構印象変わってくるかも。笑

全塗装終了

しのピー:お疲れ様です!完成しましたね!

岩ちゃん:お疲れ様です!しのピー本当にありがとうございました!

しのピー:今回は、場所によって塗り分けをしていったわけですが大変でしたね。

岩ちゃん:マジで手塗りは大変でしたね。でも、塗った色は自衛隊っぽくてカッコ良いし、部分部分でチッピング塗装にも変えてあってカッコ良いと思っています!

しのピー:岩ちゃん的にはザックリ、今回の塗装の満足度はどれぐらいですか?

岩ちゃん:僕の中では予想を超えているぐらいの出来上がりです。刷毛で塗った感じは所々にあったりしますが…しのピー的に見てどう思う?

しのピー:僕はまぁ、これは結構……。でも、自分の車じゃないから何とも言えないけど、本人が仕上がりに納得しているなら良いんじゃないかなって感じです。笑

しのピー:近づいてよく見てみると、ムラになっている部分もあったりするんだけど…これは、僕らがやっぱりローラーで塗ることに対して慣れていないっていうこともあるだろうし。

岩ちゃん:本当に綺麗に塗ろうと思ったらしっかりとした技術がないと無理だなって感じたよね。

岩ちゃん:ここのチッピング塗装って誰がやったの?

しのピー:それは俺がやった。笑

岩ちゃん:上手いねぇ~完璧にできてるよ。

岩ちゃん:この塗装って、実は最初に2人で話した時は細かいパーツは外さずに塗っていこうって決めてたはずなんだけど、何故かしのピーが勝手に外し始めちゃったよね。笑

しのピー:確かにそういう話でした。でも、結果的に言えば外して塗装した方がマジで楽だったと思う。

岩ちゃん:確かにね。でも、やっぱり外した分はまた戻さなきゃいけないからそれも結構大変だったよね。

しのピー:大変だったね。でも、正直どう塗りたいかでパーツを取るかどうかは大きく変わってくると思う。今回は周りにマスキングして塗るって選択もあったと思うけど、それだと塗りにくいって感じた場所もあったし、それに結局外した方が早く塗れるっていう部分もあったからね。

しのピー:艶消し系の色だとあんまり刷毛塗りが悪目立ちすることもないので、この距離からだとめちゃめちゃ綺麗に見えますね。

岩ちゃん:見える?離れたら綺麗に見えるだけってこと?

しのピー:まぁ正直近くで見ると手で塗っている感はわかっちゃうかもしれないね。

岩ちゃん:でも、僕はこれで十分ですよ!

しのピー:それは良かったです!

しのピー:僕、実は塗っている時にエスケーアイに教えてもらったコツを聞いていたんですよ。でも、その通りにするのも今まで塗っていた手塗り感が消えそうっていうのもあったし難しかったし…。

岩ちゃん:手塗りでも良かった思う。塗装が簡単にできたし、スプレーやガンは使わずに済んだし、ペンキは水性だから水とハケとローラーが必要なだけだったし…実際に自分達だけでここまで塗れたからね。

しのピー:教えてもらったコツで塗った場所がここなんだけど、ここはチッピング塗装をした場所なんだよね。

岩ちゃん:あぁ、ここね!

しのピー:ここら辺は他と違うボコボコ感ができた場所で、こういう塗り方を実は習得していたんですよね。

岩ちゃん:え?習得したの?なんで、習得したものがここだけ成功しているの?

しのピー:教えてもらったコツに関しては、また別の動画で紹介しようと思ってて…。

岩ちゃん:あれ?もしかして、俺の車を試した? 笑

しのピー:いやいや、試してないですよ!

岩ちゃん:じゃあ、その習得した塗り方で全部塗れば良かったじゃん。笑

しのピー:それもまた難しいの!簡単にいうと、塗る時に日が出ていると良くないっていう話があったんですけど、それを逆手にとって、乾燥している途中でローラーを動かしたりすると、ちょっとケバ立ってボコボコ感が上手く出ちゃったりするんですよ。

岩ちゃん:それを俺の車でやってくれよ。笑

しのピー:でも、岩ちゃんには本当に感謝していてとても勉強になったんですよ。皆のために僕たちが学習して塗装をしたことによって…。

岩ちゃん:僕らが失敗したことによって。笑

しのピー:失敗ではないよ。失敗は言い過ぎだけど、正直なところは実験台になってくれたみたいなところがあるし…。

岩ちゃん:まぁ良いですよ。この仕上がりで僕は満足したので。笑

しのピー:すいません。本当にありがとうございました!

まとめ

今回は、岩ちゃんのサーフを全塗装したいということで僕もお手伝いさせてもらいました。使った塗料は、タカラ塗料の水性塗料で刷毛とローラーを使って塗ってみました。

水性塗料の良いところは、場所を選ばない(※炎天下・又は日の当たる場所では控えてください)、乾くのが早い、塗装ブースが必要ない、臭くない(シンナー臭がしない)、飛散もあんまりしないというところでしょうか。

それで、場所によってパーツを外すしたり養生をしたりして塗っていったんですが、やっぱり外せる部分は外してから塗った方が楽だなと思いました。
また、塗り時間に関しては、僕も岩ちゃんも空いている時間がまちまちだったのでわりとのんびりと作業をしていたのですが、もし早く塗っていたとしても1日や2日でも塗り切れなかったと思います。

ちなみに、今回はチッピングもしたのですが一旦その金額を省いたとしても、材料費は、20,000円ほどあればあの大きさの車を丸々塗り切ることができると思います。岩ちゃんが買ってきた塗料は、タカラ塗料の塗料で4kg入って10,000円ぐらいでした。
それに、タカラ塗料では塗る用のローラーや刷毛などが入ったセットも販売されていて、1人用で5,000円、2人用で6,000円で売られていました。なので、そのセットを買ったとしても大体20,000円かかるかかからないかで金額を抑えられるので良いと思います。

それで、今回度々出てきていた外壁塗装業者をしているエスケーアイなんですが、実はそのエスケーアイに僕は塗り方を聞いたんです。
なので、これから車の塗装をしてみたいと考えている人のためになるような動画を撮ったので、興味がある方は↓の動画を参考にしてもらえたら良いかなと思っています!

そいじゃ、また!

新しい洗車用品募集しています!!!!

ウチの商品を使ってくれ!という方は、上記のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

TOP
CLOSE
目次