車のカタログに記載されている燃費って誰がどうやって決めてるの?

豆知識

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こんにちは、しのピー( @shinopp_yu )です。

車を買う時に燃費を気にする人も多いのではないでしょうか?

車種ごとに燃費を公表しているが、実際に買って乗ってみると「あれ?」全然走らない…。というのは車を乗っている人のほとんどが体験していると思う。

自分の運転が悪いのかと思い、慎重に運転してみても自動車メーカーが公表している燃費には程遠い。

それでは、自動車メーカーはどうやって燃費を計算しているのでしょうか?

自動車メーカーは「走行抵抗値」を測定している

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出典:https://www.flexdream.net/hiace-shonan/topic-hiace/16739/

車を走らせると、いろいろな抵抗が加わり、燃費が大きく変動します。

例えば、ボディーの大きさで空気の抵抗が加わったり、坂を登る際には車両の重量で抵抗が加わったりするので、自動車メーカーは、きちんと定められた基準で「走行抵抗値」を測定します。

測定して出た「走行抵抗値」を国土交通省に提出します。

国土交通省は「走行抵抗値」を基に「JC08モード」で燃費を測定

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出典:http://www.bplus-bmw.com/blog/diary.cgi?page=173&field=33

国土交通省は、自動車メーカーが測定した「走行抵抗値」を基に「JC08モード」という測定方法で自動車メーカーの燃費を算出し、その結果がカタログに記載されるのです。国土交通省が測定している「JC08モード」は、実走行で燃費を測定しているのではなく、シャシダイナモという装置を使い、燃費を調べているので実走行では同じ燃費で走ることは、ほぼ不可能なんです。

まとめ

「JC08モード」で測定した燃費と、実際に運転して算出された燃費では、どうしても誤差がでてきてしまう。なので「JC08モード」で測定した燃費に比べて実走行の燃費は約2割程度低下すると考えておきましょう。

しかし、メーカーが国土交通省に提出する「走行抵抗値」は、どのメーカーも同じ測定方法で算出している為、メーカーごとに算出される数値には誤差は少ないと言える。

改ざんされてなければの話になるが…

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