テスラ車に搭載させれている「生物兵器防衛モード」大気汚染から身を守る!

ニュース

o-CHINA-AIR-POLUTION-facebook
出典:http://www.huffingtonpost.jp/2013/09/29/china_air_polution-level_n_4014722.html

こんにちは、しのピー( @shinopp_yu )です。

みなさん、大気汚染が原因で死亡する人が年間300万人もいることをご存知でしたか?

国別で死者数を分けると、

1.中国  約50万人

2.インド 約17万人

3.ロシア 約7万人

11.日本 約2万4千人

日本は世界で11番目に大気汚染が原因で死亡する人が数多い国です。2万4千万人という数字は交通事故で死亡する人の約5倍と非常に深刻な問題となっています。

そして、大気汚染は「世界最大の単一環境健康リスク」と考えられており、日本だけでなく世界的に問題視されています。

この大気汚染問題を少しでも軽減しようとテスラでは「生物兵器防衛モード」というシステムをモデルXに搭載しました。

生物兵器防衛モードとは?

モデルXには、外気導入と内気循環以外に「生物兵器防衛モード」という空調システムがあります。この生物兵器防衛モードは、車内の圧力を車外より高くすることにより車外の粒子が車内へ入らないようにします。操作方法はエアコンと一緒でボタンでモードを切り替えます。

そしてテスラは、汚染物を完全除去するためにHEPAフィルターを使用したシステムを開発したのです。

HEPAフィルターとは?

HEPA(=High Efficiency Particulate)フィルターとは、通常の車に使用されているフィルターより数百倍もの効果があり、車外が汚染されていたとしても車内には除去された空気を送り込むことが可能な特殊なフィルター。空気清浄器やクリーンルームなどにも使用されており、粒径0.3µmの粒子に対して99.97%以上の捕集率をもつ。

HEPAフィルターと生物兵器防衛モードをテスト

biohazard-bubble
出典:https://www.teslamotors.com/jp/blog/putting-tesla-hepa-filter-and-bioweapon-defense-mode-to-the-test

テスラは正確に汚染物質を除去できるのかを実験するために最高レベルに汚染されている風船の中にモデルXを入れ「生物兵器防衛モード」を起動させて数値を測定しました。

biohazard-line-graph-2x
出典:https://www.teslamotors.com/jp/blog/putting-tesla-hepa-filter-and-bioweapon-defense-mode-to-the-test

こちらが、結果内容になります。

青いグラフがモデルXの車内大気環境

黒いグラフが車外の大気環境

赤の点線が「生物兵器防衛モード」を押したとき

汚染されている風船の中にモデルXを入れたときは車内まで汚染されているが、生物兵器防衛モードを作動させて2分後には汚染物質はほぼ無い状態にまで除去されているのが分かる。

ひとりごと…

粒径0.3µmの粒子に対して99.97%以上の捕集率と言いましたが、インフルエンザA型ウィルスは約0.08~0.12µm…

仮に生物兵器を放出されたときに放出されたことに気付き「生物兵器防衛モード」を作動させるボタンを押すことができるのだろうか?

といっても、PM2.5は、2.5µm以下の粒子のことを言うので捕獲できる汚染物質は多くあるという。その性能は一般車両に付いているフィルターの約800倍と言われている。また、花粉やホコリなども除去することができる。

生物兵器防衛という観点だと…過剰機能????

大気汚染という観点からいうと少なからず僕の車よりは優れている。

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP
CLOSE
目次