ソナックスのホイールコーティングも蓮(ハス)の葉効果で超撥水!?

商品情報

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はい! こんにちは、しのピー(@shinopp_yu)です!

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今回は、SONAX(ソナックス)の『ホイールコーティング』を使ってみたいと思います。

このホイールコーティング剤には「蓮(ハス)の超撥水メカニズムで頑固な汚れを跳ね返す」と記載されています。蓮の超撥水メカニズムと言えば、最近検証を行った『ゼロワイパー』が蓮と同じような原理で水が付着しないという商品でした。
今回検証する『ホイールコーティング』は、ゼロワイパーのように水が付着しない撥水効果なのか、それともボディ等のコーティング剤で使用される超撥水のような効果なのか、実際に使用して検証していこうと思います。

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通信量に余裕がある方は、動画をご覧ください。

ホイールクリーナーを施工してみる

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今回洗っていくホイールは、こちらのホイールです。

使用方法には、ホイールを洗ってから使用してくださいと記載されていたので、まずは簡単に洗っていきます。『ホイールコーティング』は、乾いた状態での施工になるのでホイールを洗った後は拭き上げて乾かします。

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ホイールが乾いたので、早速ホイールコーティングの施工を行っていきます。

【使用方法】
① ホイールを洗浄し、水分をふき取り、完全に乾燥させる。
② ホイールから15cm離れた位置から、まんべんなくスプレーする。
③ スプレー後、1時間以上乾燥させる。
ムラになった場合は、タオルで拭き取って、乾いた後に再施工する。

取り扱い方法からもムラになる可能性があることがわかります。

また「黒など濃色ホイールの場合は、コート皮膜が白く目立つ場合があります。ホイールには影響ありません。気になる方は使用をお控えください。」とも記載されているので黒系のホイールに施工する場合には注意が必要になりそうです。

施工時のコツとしては、厚塗りしないこと
理想は、ホイール表面に薄い皮膜を均一に作るイメージです。このコーティングの液剤が垂れてしまうと酷いムラになるようなので注意しながら薄めに塗っていきました。この時点でムラは感じられません。
ちなみにブレーキディスクにかかってしまっても大丈夫とのことなので気にせず施工してしまいます。

施工後は1時間放置ということなので、しっかりと乾燥させていきます。

黒いホイールも施工してみる

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黒いホイールだとムラになりやすいということだったので、黒いホイールでも検証を行いたいと思います。
Amazonのレビューの中に「黒いホイールには向いていない」という書き込みがありました。

商品のキャップの部分に「ナノシールド皮膜をアルミホイールの上に乗せる」と記載されているのですが、その皮膜がギザギザしていることで、蓮の葉の表面のような効果を生み出すのだと考えられます。

また、撥水効果を持つこのギザギザこそが、白っぽく見える原因なのだと思います。では、実際にどの程度の見た目が変わるのか黒いホイールにも施工していきたいと思います。

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黒いホイールに施工すると、乾燥するにつれて、だんだんと表面部分が白っぽくなっていきます。また使用方法を読む限りでは、更に乾燥することによって、白っぽさは消えていくということです。
まずは1時間しっかりと時間を置いてみて、どのように仕上がるのか確認していきます。

施工後15分程度経過

施工15分後の途中経過です。

シルバーも黒も、若干ムラっぽく白くなっています。全体的に若干艶が失われたかな? といった感じです。

黒いホイールの方に関しては、部分的に虹色に見える部分もあります。まだ途中経過なので、しっかりと乾いた際にはこのムラが無くなるのか。しっかりと観察していきます。

施工完了

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1時間が経過しました。

先ほどの途中経過に比べて見れば、かなりムラは無くなりました。ただ、上手に塗れなかったのか?
部分的に白いシミのようになってしまっている箇所があり、また液剤が垂れてしまったであろう場所にも水アカのような跡ができてしまいました。

水をかけてみると、ホイールから水が弾き返され、確かに水滴が表面に付かないようになっているのがわかります。確かに水が付きません。
施工できている部分に水がかかると、もの凄い早さで滴り落ちていきます。
こうして水をかけてみると、うまく施工できていない場所もよく分かるようになります。スプレーでのコーティングは思いのほか難しいのかもしれません。

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今度は黒いホイールの方を見ていきましょう。15分経過時に比べれば、こちらもかなりムラは目立たなくなりました。ただし施工前に比べると、全体的に白っぽくなったように思います。

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こちらも水をかけてみると、シルバーのホイールと同じように高速で水が滴り落ちて表面には水が付きません。
こちらのホイールでも上手く施工できていない部分があり、そういった部分ではコーティング効果が発揮されません。

半分だけ施工してみた

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今度は差がわかりやすいように、シルバーとブラックのホイールを、それぞれ半分だけ施工してみました

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シルバーのホイールは、左側がコーティングを施工した面で、右側は洗車しただけの状態です。実際に並べてみると大きな差は無いように感じます。
ただ若干ではありますが、未施工の部分は光が反射しているけど、ホイールコーティングを施工した側はツヤ消しのように光の反射が少ない気がします。

水をかけてみると、コーティングによる違いは一目瞭然です。
未施工部分(左の画像)は親水状態になります。ホイールコーティングを施工した部分(右の画像)は水の付着量が少ないです。

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黒いホイールに関しては、施工面と未施工の面がはっきりとわかりました。
施工した面に関しては、明らかに施工前より白っぽくなっていると思います。
ただし、全体的に施工を行ってしまえば、気が付くかどうかは疑問です。けど、黒いホイールを買った人は深みのある艶感が欲しいと思うので、そういう意味では黒いホイールに施工するのはオススメできません。

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『ゼロワイパー』等、水が付着しない系統のコーティング剤は耐久性が全くありません。コーティングされている部分に洗剤を付けてスポンジで擦ると艶感が一気に変わります。
それと同時にホイールが親水状態になりコーティングが剥がれてしまったことが分かりました。何にもしなければ大丈夫なんですが、洗車をするとコーティングが落ちてしまうので再施工が必要になります。

まとめ

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といった感じで、ソナックスの『ホイールコーティング』を使ってみました。

撥水効果としては、水を跳ね返す系の効果ということで、僕は「跳水」と呼んでいる効果ですね。(流行らせようと思っています。)最高レベルの効果を持っているといっていいと思います。

Amazonのレビューの中にあった話なのですが、欧州車はブレーキダストでフロントのホイールが茶色く色が付いてしまう場合があるのですが、その茶色い汚れには効果があるみたいで本当に付かなくなるそうです。欧州車に関しては、今回検証できていないのですが、今後見てみたいと思いました。

ただ、コーティングの超撥水効果を実現するには、表面が白っぽくなってしまうのを避けることは出来なそうです。
明るい色であれば、白っぽさは目立ちにくいのですが、ダークカラーの場合は深みを失ってしまうために、黒いホイールを使用されている方にはオススメできない商品かもしれません。

また、気になった点としては、施工後1時間以上の乾燥時間が必要なため、動かさずに雨もかからない環境を作る必要があるのが大変だと感じました。
それで耐久性は6週間。ただし、洗車してしまうとすぐに落ちてしまいます。簡単に落とせるところを良いところと捉えるか、悪いところと捉えるか非常に難しいところです。

撥水効果に関しては、本当に申し分ない性能です。気になった方は、ぜひ一度使用してみてください。

そいじゃ、また!

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